跡日/白い部屋で
ノープランで書く、跡部さん誕生日後話(爆)。
当日に更新されると思って覗きにきてくれた方、遅くなりましたが、良かったら読んでください。
薄いけどエロ有り、苦手な方はスルーしてください。
- 白い部屋で -
月がカーテンの隙間から覗き込んできた。
自分は深く息を吐いた。
閉め切った部屋にまた熱い息が重なる。
名前を呼んでやると普段の強情そうな顔を何処へやったのか、潤んだ目で俺を見た。
返すように「跡部さん」っと呼ばれ、震える手が頬を撫ぜてきた。
日吉の中に深くねじ込んだ自分のモノ、興奮と快楽で中に納めても少し肥大したのがわかった。
初めての感覚に酔う、窮屈だけど気持ちがいい。
「名前で呼べよ」
耳元で囁いてやると恥ずかしげに目線を反らせた。
今それ以上に恥ずかしい事をしているのに、よくわからないヤツだ。
「わか」
オデコに汗で張り付いた髪の毛を払ってキスをした。
そろりと加減を伺うように腰を浮かして、少し位置をずらすと日吉が息を飲んだのがわかった。
「あっ、・・・」
「我慢するな、今日は全部くれるんだろ?声もくれよ」
誕生日のとうに過ぎた5日後。
学校でのプレゼントの嵐が去った頃の部活帰り。
俺を待つ女子生徒も減った頃に日吉に言われた。
「あ、あのっ・・・・跡部さん、」
緊張してるのか普段よりも引きつった高い声になっている。
「何だ?忘れ物でもしたのか?」
「いえ、その・・・・」
「あぁ、」
「その、明日、跡部さんの家に泊まりにいっても良いですか?」
語尾が小さくなっていくが内容はわかったので口端をあげて「いつでも来い」と伝えた。
翌日やってきた日吉はなんだかソワソワとして落ち着きが無く、一緒にホラー映画を見たが何処か上の空で内容なんて一つも入っていなかった。
「どうしたんだよ」っと聞いても「何でも無い」だとか、「大丈夫」と素っ気ない。
もう、風呂に入って寝てしまおうと提案し、一緒の布団に入った。
普段は恥ずかしがって背を向けて寝る日吉がソッと擦り寄ってきた。
「どうした?」
「跡部さん、遅いんですが、誕生日プレゼント受け取って欲しいんです」
手をギュッと握られて「全部あげます」っと言った。
日吉がそんなベタなセリフを言うとは思っても居なかった自分はただただ驚いた。
何を?なんて聞かなくても隠しきれてない耳が赤い事でわかる。
口端が自然と上がって頬に触れて顔を上向かせ、キスをした。
舌を忍ばせるとぎこちなくだが答えようと懸命に動いた。
強ばる身体に手を合わせ、隅々まで撫でてやる。
はぁはぁと息があがる。
熱に浮かされて脳の動きが鈍る、貪欲に快楽を求めるように腰を動かした。
初めは痛みに顔をしかめていた日吉だったが、入り口付近が感じるのかギリギリまで引き抜いて奥に入れるとピクピクと反応し、言葉にならない音を口端から零した。
「あ、あぁ、・・・んっ、あと、べさんっ」
誘い込むように中が動いて、甘い刺激が絶えず起こる。
「わか、わかっ」
限界が互いに近いのを感じ取って強く抱きしめた。
「・・・・んっ、けいご・・・!」
日吉が小さく声を漏らしてたっした、同時に起こった締め付けに自分も果てた。
吐精後の脱力感で日吉はぼんやりと天井を見つめ、改めて
「誕生日、おめでとうございました」っと掠れた声で言った。
「次は当日の一番に言って欲しいな」
「・・・でも、」
「でも、なんだ?」
一瞬迷うように目が動いたがぼそぼそと話しだした。
「跡部さんを、応援してくれる女の子たちに悪いです」と、
「バカ、お前は俺の大事な恋人だから堂々としてろ、それに、他のヤツより俺がお前に祝って欲しいんだ」
聞いた日吉は口元を緩ませて、表情を隠すように抱きついてきた。
「・・・・疲れたんで一眠りしましょう」っと言うセリフが照れ隠しだとわかったので頭を撫でて自分も目をつぶった。
end.
跡部さん誕生日おめでとうございました。
当日に更新されると思って覗きにきてくれた方、遅くなりましたが、良かったら読んでください。
薄いけどエロ有り、苦手な方はスルーしてください。
- 白い部屋で -
月がカーテンの隙間から覗き込んできた。
自分は深く息を吐いた。
閉め切った部屋にまた熱い息が重なる。
名前を呼んでやると普段の強情そうな顔を何処へやったのか、潤んだ目で俺を見た。
返すように「跡部さん」っと呼ばれ、震える手が頬を撫ぜてきた。
日吉の中に深くねじ込んだ自分のモノ、興奮と快楽で中に納めても少し肥大したのがわかった。
初めての感覚に酔う、窮屈だけど気持ちがいい。
「名前で呼べよ」
耳元で囁いてやると恥ずかしげに目線を反らせた。
今それ以上に恥ずかしい事をしているのに、よくわからないヤツだ。
「わか」
オデコに汗で張り付いた髪の毛を払ってキスをした。
そろりと加減を伺うように腰を浮かして、少し位置をずらすと日吉が息を飲んだのがわかった。
「あっ、・・・」
「我慢するな、今日は全部くれるんだろ?声もくれよ」
誕生日のとうに過ぎた5日後。
学校でのプレゼントの嵐が去った頃の部活帰り。
俺を待つ女子生徒も減った頃に日吉に言われた。
「あ、あのっ・・・・跡部さん、」
緊張してるのか普段よりも引きつった高い声になっている。
「何だ?忘れ物でもしたのか?」
「いえ、その・・・・」
「あぁ、」
「その、明日、跡部さんの家に泊まりにいっても良いですか?」
語尾が小さくなっていくが内容はわかったので口端をあげて「いつでも来い」と伝えた。
翌日やってきた日吉はなんだかソワソワとして落ち着きが無く、一緒にホラー映画を見たが何処か上の空で内容なんて一つも入っていなかった。
「どうしたんだよ」っと聞いても「何でも無い」だとか、「大丈夫」と素っ気ない。
もう、風呂に入って寝てしまおうと提案し、一緒の布団に入った。
普段は恥ずかしがって背を向けて寝る日吉がソッと擦り寄ってきた。
「どうした?」
「跡部さん、遅いんですが、誕生日プレゼント受け取って欲しいんです」
手をギュッと握られて「全部あげます」っと言った。
日吉がそんなベタなセリフを言うとは思っても居なかった自分はただただ驚いた。
何を?なんて聞かなくても隠しきれてない耳が赤い事でわかる。
口端が自然と上がって頬に触れて顔を上向かせ、キスをした。
舌を忍ばせるとぎこちなくだが答えようと懸命に動いた。
強ばる身体に手を合わせ、隅々まで撫でてやる。
はぁはぁと息があがる。
熱に浮かされて脳の動きが鈍る、貪欲に快楽を求めるように腰を動かした。
初めは痛みに顔をしかめていた日吉だったが、入り口付近が感じるのかギリギリまで引き抜いて奥に入れるとピクピクと反応し、言葉にならない音を口端から零した。
「あ、あぁ、・・・んっ、あと、べさんっ」
誘い込むように中が動いて、甘い刺激が絶えず起こる。
「わか、わかっ」
限界が互いに近いのを感じ取って強く抱きしめた。
「・・・・んっ、けいご・・・!」
日吉が小さく声を漏らしてたっした、同時に起こった締め付けに自分も果てた。
吐精後の脱力感で日吉はぼんやりと天井を見つめ、改めて
「誕生日、おめでとうございました」っと掠れた声で言った。
「次は当日の一番に言って欲しいな」
「・・・でも、」
「でも、なんだ?」
一瞬迷うように目が動いたがぼそぼそと話しだした。
「跡部さんを、応援してくれる女の子たちに悪いです」と、
「バカ、お前は俺の大事な恋人だから堂々としてろ、それに、他のヤツより俺がお前に祝って欲しいんだ」
聞いた日吉は口元を緩ませて、表情を隠すように抱きついてきた。
「・・・・疲れたんで一眠りしましょう」っと言うセリフが照れ隠しだとわかったので頭を撫でて自分も目をつぶった。
end.
跡部さん誕生日おめでとうございました。
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