跡+日+鳳/あなたに美味しい
ほのぼの昼休み。(notカプ話)
跡部さんに日吉くんの手作りのお弁当を食べてもらいたい。
ってだけの話。短いです。
日吉くんの作る弁当は煮物とか茶色い系なイメージ←。
- あなたに美味しい -
教室で弁当を食べようと思って机でランチバックをあけた。
夏場の事を考えて保冷剤と凍らした小さいペットボトルのお茶。
ヒンヤリとした中から弁当を取り出し冷えた蓋を撫でた。
温度差で軽く水滴が浮いてくる。
目の前には鳳がニコニコして俺の弁当が開くのを待っている。
既に弁当箱をあけた鳳は、「今日はサラダとオムライス弁当」だそうだ。
自分は、「昨日黒豆を煮たから、それ」だ。
言って、互いの弁当箱を見た。
家庭の違いは弁当箱の中身に現れる。
洋風、和風、中華など。
得意料理とかでも内容は変わる、作る人の好物とかも。
それじゃ、「いただきます。」手を合わせて弁当箱を手に取った。
ら、横から伸びてきた手に奪われてしまった。
油断していたので、簡単に持っていかれた俺のご飯。
「あっ」と漏らし、手の先を見れば2年の教室には居ないはずの彼。
「跡部部長!」と先に声に出したのは鳳だ。
ふんっと言って俺の弁当の中身をしげしげと眺める跡部さん。
何が一体どうしたんだ?
腹が減った、早く返してくれ。
そう思っている所に問いかけられた。
「日吉、おまえ自分の弁当のおかずを何品かは作ってるらしいじゃないか?」
「・・・・誰に聞いたんですか?」
「ジローだ。」
「そうですか・・・。」
「ぶちょう、そうなんですよ、日吉ってばお母さんの手伝いして良い子ですよね!」
ニコニコと悪びれた風もなく鳳が言う。
「で、今日はどれを作ったんだ?」
「・・・・・卵焼きと黒豆、です。」
「へぇ」っと言って俺の持っていた箸をひったくり、跡部さんは煮豆と卵焼きの順に一口食べてしまった。
突然の事にビックリして見ていると、
「美味いじゃねぇか。」
「そりゃどうも。」
「この弁当をよこせ。」
「・・・・はぁ?後輩からたかるんですか?」
「ばか、たかんねぇよ。ほら、これ食え」
言って渡されたお弁当箱。
何食わぬ顔で俺の机に開いていた近くの椅子を寄せて一緒に食べ始めた。
鳳は「いただきます」っと言って気にせず弁当を食べ始めた。
なんなんだ、その順応性は。
そして、全く馴染まない跡部さんと手元の弁当に戸惑う日吉だった。
end.
中途半端で申し訳ないです!
本当は俺の分の弁当も作ってきてって言いたいけど、そこまで図々しく行けない跡部さんは無理矢理のお弁当交換にて満足。
これから、たまに跡部さんのお弁当交換(強制的)があると面白い。
跡部さんに日吉くんの手作りのお弁当を食べてもらいたい。
ってだけの話。短いです。
日吉くんの作る弁当は煮物とか茶色い系なイメージ←。
- あなたに美味しい -
教室で弁当を食べようと思って机でランチバックをあけた。
夏場の事を考えて保冷剤と凍らした小さいペットボトルのお茶。
ヒンヤリとした中から弁当を取り出し冷えた蓋を撫でた。
温度差で軽く水滴が浮いてくる。
目の前には鳳がニコニコして俺の弁当が開くのを待っている。
既に弁当箱をあけた鳳は、「今日はサラダとオムライス弁当」だそうだ。
自分は、「昨日黒豆を煮たから、それ」だ。
言って、互いの弁当箱を見た。
家庭の違いは弁当箱の中身に現れる。
洋風、和風、中華など。
得意料理とかでも内容は変わる、作る人の好物とかも。
それじゃ、「いただきます。」手を合わせて弁当箱を手に取った。
ら、横から伸びてきた手に奪われてしまった。
油断していたので、簡単に持っていかれた俺のご飯。
「あっ」と漏らし、手の先を見れば2年の教室には居ないはずの彼。
「跡部部長!」と先に声に出したのは鳳だ。
ふんっと言って俺の弁当の中身をしげしげと眺める跡部さん。
何が一体どうしたんだ?
腹が減った、早く返してくれ。
そう思っている所に問いかけられた。
「日吉、おまえ自分の弁当のおかずを何品かは作ってるらしいじゃないか?」
「・・・・誰に聞いたんですか?」
「ジローだ。」
「そうですか・・・。」
「ぶちょう、そうなんですよ、日吉ってばお母さんの手伝いして良い子ですよね!」
ニコニコと悪びれた風もなく鳳が言う。
「で、今日はどれを作ったんだ?」
「・・・・・卵焼きと黒豆、です。」
「へぇ」っと言って俺の持っていた箸をひったくり、跡部さんは煮豆と卵焼きの順に一口食べてしまった。
突然の事にビックリして見ていると、
「美味いじゃねぇか。」
「そりゃどうも。」
「この弁当をよこせ。」
「・・・・はぁ?後輩からたかるんですか?」
「ばか、たかんねぇよ。ほら、これ食え」
言って渡されたお弁当箱。
何食わぬ顔で俺の机に開いていた近くの椅子を寄せて一緒に食べ始めた。
鳳は「いただきます」っと言って気にせず弁当を食べ始めた。
なんなんだ、その順応性は。
そして、全く馴染まない跡部さんと手元の弁当に戸惑う日吉だった。
end.
中途半端で申し訳ないです!
本当は俺の分の弁当も作ってきてって言いたいけど、そこまで図々しく行けない跡部さんは無理矢理のお弁当交換にて満足。
これから、たまに跡部さんのお弁当交換(強制的)があると面白い。
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