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沢御/童貞くん

大学生の沢御のエロが書きたい。苦手な方はスルーして下さい。



- 童貞くん -


高校生のときから只管に好きだと好意を寄せ続けて、大学に進学が決まった事を伝えて、一足先に大学で野球をしている御幸に報告をするために呼び出した。ずっと片想いだと思ってた。
学校から一番近いコンビニに御幸を呼び出して、店の少し外れた所で二人して突っ立って、俺は再度、告白をした。後ろ背にコンビニの明かりが射す。御幸は何を考えてるのか、下を向いていて表情が見えない。
「俺、大学決まりやした。御幸とまた野球がやりたかったから。勉強とか仲間の連中にスゲぇ見てもらって、俺、また御幸と野球がしたいってのと、同じぐらい、あんたと一緒に居たかったから。皆も応援してくれて・・・」
最後の方は、急に恥ずかしくなってモゴモゴと不鮮明になって、語尾が消えていったと同じタイミングで御幸に引き寄せられて、驚いた顔に相手の顔が近づいてキスをされてた。半分パニックになりながらも、俺はガタイのいい身体を引き寄せた。ギュウギュウと強く抱きしめると、「苦しいって」と、笑いながら引き離された。
暗くて顔が見えないけど、そのハニカんで笑った顔。愛おしさが振り切って、「御幸、好き」と、照れてるのか逃げようとする手を強く捕らえて、面と向かって言い切った。しっかりと見据えると、真っ直ぐな光のある目が俺を見て、クスリと笑って、「俺も」と、短く返された。
「ありがとうございやすっ!!」と、頭を下げると、ケラケラと笑われた。

あの時から、御幸は余裕があった。同じ野球にしかない野球馬鹿な生活をしてきたはずなのに、何処で違ったのか、御幸は多分経験が有る。こなれた素振りで俺を誘惑してくる。大学に進学して、同じ大学で同じ部活なんだし恋人だしっと、理由をつけて御幸の住んでるアパートに引っ越してきた。
一緒に住んでいれば、いくらでも一緒にいれるっと、簡単に考えていた俺は馬鹿だった。ふとした瞬間に御幸が誘っているように感じて、余裕げに笑う相手に笑い返す余裕も無い。強い瞳に色っぽさを感じて照れたり、ちょっとした触れ合いで触れた手を意識してぎこちなくなったり。
御幸は恋愛に対して、手慣れてるな。一年遅れて、今やっと一緒にいれるってことは、その間の一年間はモテる彼だから、もしかしたら別の人といたかもしれない。
毎日ドキドキして、でも、優しく頭を撫でられたりしてホッとして、小さな嫉妬をしたり、全力で野球して、馬鹿やって、たまに勉強して。そんな風に過ごしてたけど、今日は違った。
「溜まってるからAV見ていい?」と、御幸に言われたから。掲げられたAVは、俺の隠していた秘蔵のDVD。ソレを持っている事にも驚いたのに、数ある俺のコレクションから俺のイチオシの作品を選ばれた事、そして、御幸が溜まってるなんて・・・!!
学校の関係で御幸より遅めの飯を食べていた俺は、味噌汁を吹きかけた。
「みみみ、みゆき!?」
「んだよ?お前の部屋掃除した時に見つけた。別に良いだろ?」
隅っこで楽しむからさっと、ヘッドホンをテレビにつけて、ディスクをプレイヤーに滑り込ませた。再生ボタンを押す素振りは至って自然体だった。喉に詰まらせてた味噌汁の玉葱をやたら大きく飲み込んで、その姿から目が離せずに居る俺。ゴクリと大きな音に、恥ずかしくなった。
出だしのインタビューシーンが流れる。慌てて俺は飯をかっ込んで風呂場に逃げた。サッサとシャワーを浴びて寝てしまえば良いっと、ゴシゴシと頭を洗った。普段俺がコッソリと見て居たAVを御幸が見てる。御幸が溜まってるって。そりゃ、溜まってたらAVの一本や二本見たくなるよな。俺だって、そのために持ってるんだし。
モヤモヤは強めのシャワーを浴びても流れていかなかった。照れた顔をタオルで隠しながらもテレビを見ている御幸を見た。少々赤い顔をして、画面を見ている。横にティッシュボックスはおいているけど、ズボンの前は寛げていないまま・・・?
まだ、画面の中の女性が脱いでないから?本番待ち?
「御幸」と、名前を呼んで彼の背に凭れ掛かった。風呂上がりの熱い身体を相手に押し付けるように後ろから抱きついた。ヘッドホンをしていた御幸は驚いた顔をして振り返った。「何?」と口が動いて、その口を自分の口で塞いでやった。
口が離れていくと、御幸はニヤリと「何?手ぇ出す気になった、ヘタレ君?」と、馬鹿にするようにずる賢く目を細めた。
「そうっすね」と、俺は童貞で余裕の無いのをバレないように、平坦に答えた。余裕の有りそうな御幸に悟られないように俺は彼の性器にジャージ越しに手を沿えた。軽く芯を持ち始めたソレを指でなぞる。心臓がウルサい。鼓動だけで彼には既にバレているのかもしれないと思いつつも、俺は平静を保とうとした。

御幸が俺の手の中に居る。テレビのスイッチを切って、寝室まで引っ張って行った。その行動が既に余裕無いみたいだけど、そんなの考えられない。ベッドに押し倒して、見下げる先に余裕有るように口端を上げて見上げてくる御幸が口だけで、馬鹿っと、言った。切羽詰まって頭が一杯の俺を落ち着かせるように伸ばされた手は温かくてホッとする。
俺が押し倒して追い込んでるのに、何処までも優しくて、余力のある自信気な態度にムカつく。俺はこんなにも落ち着かないのに。
そっと、名前を呼んで、キスを落とす。御幸の柔らかい唇をハムハムと、唇で何度も噛んでいたら、舌を出されたので、それをジックリと味わった。キスだけで既に俺の性器は下着の下で窮屈そうだ。
御幸の寝間着代わりのTシャツに手をかけて、キレイに筋肉のついた上半身を露にさせる。ペロリと捲った先に見えた乳首。そんなの、部活の着替えの時に何度も見ているはずなのに、やたらドキドキしてしまう。
ソロリと舐め上げると、御幸の身体が揺れた。トロリとした目が俺を見る。その色っぽい目にイキそうになる。刺激が強過ぎる。童貞だからお手柔らかに・・・。御幸は手慣れてる。やはり、経験が有るんだろう。
ペロペロと舐め上げる俺の頭を優しく撫でながら、小さく息を吐く彼を見ながら、指で、舌で乳首を弄った。割れた腹筋を舐め上げて、撫でながら顔を下へと下げていく。空気を読み取って、御幸が身体を少し上にズラした。ジャージの中に手を忍ばせたら、彼の性器も反応し始めて、ジットリと濡れている。
「さわむら」と、舌っ足らずに名前を呼ばれた。その息の熱さに興奮している色が見えて、余計に煽られる。腰を上げられたので、下着ごと脱がせる。焦れったくて自分も服を脱ぎ捨てた。
勃起して充血した先端に触れるとピクリと震える。自分にもついているけど、グロテスクなソレを自分のと一緒に掴み上げた。普段、オナニーをするのと同じように擦り上げる。手の感触は違うけど、俺と御幸のが一緒に握られてるって事実だけで感じる。ハァハァと、荒い息を零しながら、御幸にキスをする。
もっと、と、でも言うように彼の舌が伸びてきて、歯の付け根を舐められて、俺も彼の口の中に舌を伸ばした。上も下もべとべとで、クチュクチュとやらしい音が耳をついて、興奮して熱い息を交換するみたいにキスをして、喘ぐみたいに名前を呼び合って。
御幸の手が俺の背に触れる。辿るように頭に。髪の毛をクシャリと握り込まれた。少しだけ、腰が揺れてる御幸に、限界が近いのだと思う。俺もずっと我慢してる状態だ。相手の感じ入った表情、態度に俺は感動も覚えて、初めて二人でのエロイ事に嬉しくて、何回も御幸にキスをした。
好き、好きっと、耳に届く声は擦れてて、どちらの声か分からない。
「・・・んあっ」と、御幸が顎を引きつらせた。剥き出しになった喉仏にチュッとキスをすると、「ぁっ・・・!ぅっ・・・!!」と、最中はあまり声を上げなかった御幸が切なげに小さく鳴いた。
その姿に、俺も後を追うように射精をした。ヒュクヒュクと、御幸の腹の上に精子が二人分飛び散る。ハァハァと、整わない息のまま、彼のオデコにキスを落とす。汗で張り付いた前髪を払ってやると、御幸が視線をフラフラさせながら俺を見上げてきた。何かを呟いた。聞き取れずに、「え?」と、耳を寄せた。
「俺、エッチするの初めて」
恥ずかしいなっと、御幸が内緒話をするように俺に言う。
「えっ?!」
驚きに、大きな声が自然と出てしまった。「えっ、ま、マジ!?マジで!?み、御幸、初めて!!?」と、大きい声で言うと、「うるせぇ、ワリィか!!!」っと、怒ってテッシュボックスを投げつけられた。
あんなにも余裕あり気だったのに、驚いてると、顔を赤くさせて御幸が「またやろうな」っと、言うもんだから、「今からでも、やりやしょうっ!」と、飛びついたらぶん殴られた。



end.
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