沢→(←)御/優しくしないで
沢→(←)御のエロが書きたい。苦手な方はスルーして下さい。
- 優しくしないで -
「俺はさ、あんたに優しくしたいのにさ・・・ちっとも、優しくさせてくれないんだもんなぁ」
御幸を押し倒して、顔にかかった長い前髪を払いのけた。眼鏡を取り枕の横に置いてやる。ニィッと、笑いかけられただけで身体中が熱い。
「馬鹿」っと、言えば、「俺、先輩な」と、文句を口にするも、彼は楽しんでいる。ヘラヘラとした顔をして、緊張してガチガチの俺の表情を解すように撫でた。掌の所々が固い。滑らかな直線で出来ている指の感触が違う。ボールをよく掴む場所が胼胝になってる。愛おしい。
ソコに、一つ一つ唇を寄せて、キスをしてやると、彼も真似るように俺の固い箇所を唇でなぞった。柔らかな唇から、熱く溶けてしまいそうな息が零れる。期待に潤んだ瞳が挑発的に俺を見上げてくる。
「御幸」と、名前を呼べば、また、ニッと笑って、「好きにしろよ」と、言った。何処までも俺に優しくする。本当は俺が大事に、大事にして甘やかしてあげたいのに。出来る事なら沢山頼って欲しい。それも出来ないのは俺が未熟なせいだろうか。
優しくしたいのに、彼は俺に隙を見せない。
こんな時にも、冷静な彼はチラリと時計を確認した。寮生活をしている以上、自由な時間は限られてる。現実が転がっている。
ヘラヘラと嘘なのか本当なのか分からない笑顔を浮かべて、のらりくらりと逃げていく。水を掴むように、実感が無い。今現在、この手の中に居るのに、御幸は俺の所には留まらない。
ゆっくりと熱い肌を撫で上げて、「うっ」と、震える箇所を、何度も撫でて、身体の糸をほどくように隅々まで確認していく。俺の前で股を広げても、御幸は俺のモノにはならない。と、言うより、誰の物にもならない。
人を馬鹿にしたような目をしてる。彼が真剣なときは野球をしているときだけ。真っ直ぐで強い視線で俺を見据える。目の前に居るのに遠く感じるマウンドの距離で俺は何度も御幸を好きになる。同じように見据えていても、御幸は野球に恋をしているから俺は、二の次。
キレイに口角が上がった唇が「ほぅっ」と、息をあげる。脇腹を撫でて、外気に触れてツンと立った乳首を摘む。もう片方も口を寄せて舐め上げる。クルクルと舌で周りを撫でると、御幸が恥ずかしそうに俺の髪の毛を引っ張ってくるから、身体を持ち上げて、深くキスをする。
「御幸」と、名前を呼ぶ。何度も何度も。あんまりにも呼びすぎると「ウザイ」と、バッサリと切られる。好きという気持ちを込めて呼ぶ、優しくしたいのに、慌てたような乱暴な手つきで彼に触れてしまう。もっと余裕があればいいのに。
ジャージと一緒に下着に手をかけた。性器に触れると、緩く持ち上がっている御幸のソレがヒクリと震えた。俺のは、まだ一度も触れていないのに、痛いぐらいに張りつめてる。
「はぁっ」と、熱い息があがる。今度はどちらの物か分からなかった。二人とも興奮したギラギラした目。御幸が片腕を顔に上げて、息を殺すように腕を軽く噛んだ。「顔が見たい」と、言っても無視される。「ケチ」と言えば、「俺はケチだよ」と、可愛くない返事が返ってくるのに、可愛いと思ってる。
馬鹿だ。
鍛えられて割れた腹筋に触れる。下腹部を軽く押さえると、手の中の性器が震えた。俺のと一緒に掴み込んでゆっくりと擦り上げる。少しだけ、御幸の方が大きい。赤くツルリとした先端を親指で撫でると、のど元が、ひくついているのが分かる。ソレを見て、俺はゴクリと唾を飲んで、のど元に軽く口をつける。チュッと、吸うと「痕がつく」と怒られた。
睨まれても全く怖くない。愛おしい気持ちで一杯になって、「好き」と、言えば「俺は好きじゃないよ」と、返ってきた。ケチは認めるのに、好きは認めない。本心の読めない御幸。俺の好きな人。
「気持ちいい?」と、聞けば「良い」の代わりに、低く甘い声が上がる。あまり声を零さない御幸の小さな喘ぎで、俺はスゴく気持ちよくなる。グズグズと下半身が追い込まれていくのが分かる。顔を隠していた手を取り払って、キスをする。
ヘタクソだけど、全力のキス。初めて御幸にキスをした時に言われた。歯が当たっても気にしない。奥へ、少しでも奥の、誰も触れたことの無い彼の部分に触りたいから。
御幸も限界が近いのか、シーツの上を足が滑った。クチュッとイヤラシい水音が手元からする。「御幸」と、また名前を呼ぶ。「沢村」と、やっと名前を呼ばれた。御幸は優しい手つきで俺の髪の毛を撫で、もう片方の手が俺の手元へ伸びる。
先走りでベタつく手を撫でて、俺の下腹部を撫でた。ツッと、イヤラシく辿るような手つきで。陰毛を逆なでされて、変な気分だ。チラリと彼の方を見ると、スゴくエロイ顔をして、手元を見てた。スゴく興奮して、抜き上げる手のスピードを速める。
フゥフゥ聞こえる息は自分のなのか、御幸のなのか。
熱い肌が触れ合って、足を絡ませて、少し腰が動いて、あっという間の絶頂。
ココに辿り着くまでは数分の出来事。時計を見なくても知っている。若いからそんなに我慢づよくない。「んぁっ」と、かみ殺した喘ぎを聞いて、ドクドクと精液が手の中に広がる。
「御幸、好き」と、熱い息と一緒に耳元に吹き込んだ。俺の声に返事も返さずに、俺の固くなった手の胼胝を撫でた。まだベタつくソレのせいで、俺の手と御幸の手がくっ付いてしまったように感じた。
end.
- 優しくしないで -
「俺はさ、あんたに優しくしたいのにさ・・・ちっとも、優しくさせてくれないんだもんなぁ」
御幸を押し倒して、顔にかかった長い前髪を払いのけた。眼鏡を取り枕の横に置いてやる。ニィッと、笑いかけられただけで身体中が熱い。
「馬鹿」っと、言えば、「俺、先輩な」と、文句を口にするも、彼は楽しんでいる。ヘラヘラとした顔をして、緊張してガチガチの俺の表情を解すように撫でた。掌の所々が固い。滑らかな直線で出来ている指の感触が違う。ボールをよく掴む場所が胼胝になってる。愛おしい。
ソコに、一つ一つ唇を寄せて、キスをしてやると、彼も真似るように俺の固い箇所を唇でなぞった。柔らかな唇から、熱く溶けてしまいそうな息が零れる。期待に潤んだ瞳が挑発的に俺を見上げてくる。
「御幸」と、名前を呼べば、また、ニッと笑って、「好きにしろよ」と、言った。何処までも俺に優しくする。本当は俺が大事に、大事にして甘やかしてあげたいのに。出来る事なら沢山頼って欲しい。それも出来ないのは俺が未熟なせいだろうか。
優しくしたいのに、彼は俺に隙を見せない。
こんな時にも、冷静な彼はチラリと時計を確認した。寮生活をしている以上、自由な時間は限られてる。現実が転がっている。
ヘラヘラと嘘なのか本当なのか分からない笑顔を浮かべて、のらりくらりと逃げていく。水を掴むように、実感が無い。今現在、この手の中に居るのに、御幸は俺の所には留まらない。
ゆっくりと熱い肌を撫で上げて、「うっ」と、震える箇所を、何度も撫でて、身体の糸をほどくように隅々まで確認していく。俺の前で股を広げても、御幸は俺のモノにはならない。と、言うより、誰の物にもならない。
人を馬鹿にしたような目をしてる。彼が真剣なときは野球をしているときだけ。真っ直ぐで強い視線で俺を見据える。目の前に居るのに遠く感じるマウンドの距離で俺は何度も御幸を好きになる。同じように見据えていても、御幸は野球に恋をしているから俺は、二の次。
キレイに口角が上がった唇が「ほぅっ」と、息をあげる。脇腹を撫でて、外気に触れてツンと立った乳首を摘む。もう片方も口を寄せて舐め上げる。クルクルと舌で周りを撫でると、御幸が恥ずかしそうに俺の髪の毛を引っ張ってくるから、身体を持ち上げて、深くキスをする。
「御幸」と、名前を呼ぶ。何度も何度も。あんまりにも呼びすぎると「ウザイ」と、バッサリと切られる。好きという気持ちを込めて呼ぶ、優しくしたいのに、慌てたような乱暴な手つきで彼に触れてしまう。もっと余裕があればいいのに。
ジャージと一緒に下着に手をかけた。性器に触れると、緩く持ち上がっている御幸のソレがヒクリと震えた。俺のは、まだ一度も触れていないのに、痛いぐらいに張りつめてる。
「はぁっ」と、熱い息があがる。今度はどちらの物か分からなかった。二人とも興奮したギラギラした目。御幸が片腕を顔に上げて、息を殺すように腕を軽く噛んだ。「顔が見たい」と、言っても無視される。「ケチ」と言えば、「俺はケチだよ」と、可愛くない返事が返ってくるのに、可愛いと思ってる。
馬鹿だ。
鍛えられて割れた腹筋に触れる。下腹部を軽く押さえると、手の中の性器が震えた。俺のと一緒に掴み込んでゆっくりと擦り上げる。少しだけ、御幸の方が大きい。赤くツルリとした先端を親指で撫でると、のど元が、ひくついているのが分かる。ソレを見て、俺はゴクリと唾を飲んで、のど元に軽く口をつける。チュッと、吸うと「痕がつく」と怒られた。
睨まれても全く怖くない。愛おしい気持ちで一杯になって、「好き」と、言えば「俺は好きじゃないよ」と、返ってきた。ケチは認めるのに、好きは認めない。本心の読めない御幸。俺の好きな人。
「気持ちいい?」と、聞けば「良い」の代わりに、低く甘い声が上がる。あまり声を零さない御幸の小さな喘ぎで、俺はスゴく気持ちよくなる。グズグズと下半身が追い込まれていくのが分かる。顔を隠していた手を取り払って、キスをする。
ヘタクソだけど、全力のキス。初めて御幸にキスをした時に言われた。歯が当たっても気にしない。奥へ、少しでも奥の、誰も触れたことの無い彼の部分に触りたいから。
御幸も限界が近いのか、シーツの上を足が滑った。クチュッとイヤラシい水音が手元からする。「御幸」と、また名前を呼ぶ。「沢村」と、やっと名前を呼ばれた。御幸は優しい手つきで俺の髪の毛を撫で、もう片方の手が俺の手元へ伸びる。
先走りでベタつく手を撫でて、俺の下腹部を撫でた。ツッと、イヤラシく辿るような手つきで。陰毛を逆なでされて、変な気分だ。チラリと彼の方を見ると、スゴくエロイ顔をして、手元を見てた。スゴく興奮して、抜き上げる手のスピードを速める。
フゥフゥ聞こえる息は自分のなのか、御幸のなのか。
熱い肌が触れ合って、足を絡ませて、少し腰が動いて、あっという間の絶頂。
ココに辿り着くまでは数分の出来事。時計を見なくても知っている。若いからそんなに我慢づよくない。「んぁっ」と、かみ殺した喘ぎを聞いて、ドクドクと精液が手の中に広がる。
「御幸、好き」と、熱い息と一緒に耳元に吹き込んだ。俺の声に返事も返さずに、俺の固くなった手の胼胝を撫でた。まだベタつくソレのせいで、俺の手と御幸の手がくっ付いてしまったように感じた。
end.
PR
カウンター
カテゴリー
プロフィール
HN
ナオ太。
連絡先
kuroyagi_yuubin☆yahoo.co.jp
(☆→@に変更)
(☆→@に変更)