忍日/はしご(title)
お題六つ目。「はしご」(配布元:RUTH 様)
テニスの忍日です。
- はしご -
彼はよく大人に間違われる。
身長、思考、雰囲気のせいだろうか?
蓋を開けてみれば、中学生男子なのに。
回りは彼に何を期待してるんだろう。
確かに、たった一つの年齢差で、大人だなって思う事はあっても、
所詮は、馬鹿な中学生。
俺とバカをやったり、羽目を外す、彼は、全く大人じゃない。
「おい、老け顔」
「ちょっ、ひよちゃん、きっついわぁ」
泣き真似をする、忍足さんをわざとからかってやる。
映画を見て、学割してもらおうと、証明をレジで出したら、逆に偽造じゃないかって怪しまれた。
少々足止めを食らって、でもそれもおもしろくて、映画のチケットを買った足で、ファーストフードで腹を満たすことにする。
映画の上映は、14時30分から。
店で、お決まりのハンバーガーのセットを頼んで、お互いの料金ずつ払った。
アルバイトの子の不満そうな顔、なんで、大人が子供の分も払ってあげないの?っとでも言うような感じ。顔にあんなにもハッキリ言葉か出るのも特技だと思うな。
笑い出したいのを必死に押さえて、引き換えの番号プレートを持って、適当に空いた席を探す。
席に着いた瞬間、
「あの子、俺のこと大人だと思ったんかね、日吉が財布出したときの顔おもろかったわ」っと、言うので、我慢も限界に達した。
お腹を抱えて笑う。それはあんたが大人っぽい。悪く言えば、老け顔だからじゃ。
けらけらと笑っていると、「な、おもろいよな」っと同意の言葉を向けてくる。
俺が笑ってるのは、アルバイトのこの顔でなく、あんたが大人に間違えられるけど、中身は全然大人じゃない所にだよ。
一つ上の先輩に対して言うのも、なんだけど、子供っぽい。
最近、気付いた、嬉しい事。
俺は、ずっと、先輩として忍足さんを見てた。
回りが思っているように自分も大人だと思っていた。他の先輩達とは目を外している事もあったはずなのに、深くか変わってないって、案外、人を見ないもんだ。
だけど、付き合う事になった。
付き合ってくれと頼まれて、自分も、憧れみたいなものがあったから、まだ、ちゃんと恋人としてではないが、付き合う事にした。
それが、友達の付き合いなのか、先輩後輩の付き合いなのか、それとも、恋人の付き合いになっているのか。
大人っぽい人だと思っていた。一つ上、一年はやく産まれただけなのに、自分は釣り合うのだろうかっと、不安がったのも最初だけ。
嬉しい事に忍足さんは子供っぽい人だった。
一緒に出かけたりしても、気を張ることなく、普通で入れるのが嬉しい。
不安だったときは、背伸びでは足りないと思って、どんな台やはしご、階段に上らないと行けないのかと思っていたけど、むしろ、彼の目線が低い。
バカみたいにはしゃいで。
ポテトを一つ摘んで、口元に寄せてやった。
ニコニコと嬉しそうに俺の手からポテトを食べて、
「まるでホントの恋人やな」と、大きい声で言ったので、回りの目を気にして俺が肩身が狭くなった。
子供だけど、ちょっとは考えてくれよ。
end.
子供と居ると、自分も子供っぽくなる。
そして、オープン過ぎる忍足さんw
全然、お題に沿ってないですね(苦笑)
テニスの忍日です。
- はしご -
彼はよく大人に間違われる。
身長、思考、雰囲気のせいだろうか?
蓋を開けてみれば、中学生男子なのに。
回りは彼に何を期待してるんだろう。
確かに、たった一つの年齢差で、大人だなって思う事はあっても、
所詮は、馬鹿な中学生。
俺とバカをやったり、羽目を外す、彼は、全く大人じゃない。
「おい、老け顔」
「ちょっ、ひよちゃん、きっついわぁ」
泣き真似をする、忍足さんをわざとからかってやる。
映画を見て、学割してもらおうと、証明をレジで出したら、逆に偽造じゃないかって怪しまれた。
少々足止めを食らって、でもそれもおもしろくて、映画のチケットを買った足で、ファーストフードで腹を満たすことにする。
映画の上映は、14時30分から。
店で、お決まりのハンバーガーのセットを頼んで、お互いの料金ずつ払った。
アルバイトの子の不満そうな顔、なんで、大人が子供の分も払ってあげないの?っとでも言うような感じ。顔にあんなにもハッキリ言葉か出るのも特技だと思うな。
笑い出したいのを必死に押さえて、引き換えの番号プレートを持って、適当に空いた席を探す。
席に着いた瞬間、
「あの子、俺のこと大人だと思ったんかね、日吉が財布出したときの顔おもろかったわ」っと、言うので、我慢も限界に達した。
お腹を抱えて笑う。それはあんたが大人っぽい。悪く言えば、老け顔だからじゃ。
けらけらと笑っていると、「な、おもろいよな」っと同意の言葉を向けてくる。
俺が笑ってるのは、アルバイトのこの顔でなく、あんたが大人に間違えられるけど、中身は全然大人じゃない所にだよ。
一つ上の先輩に対して言うのも、なんだけど、子供っぽい。
最近、気付いた、嬉しい事。
俺は、ずっと、先輩として忍足さんを見てた。
回りが思っているように自分も大人だと思っていた。他の先輩達とは目を外している事もあったはずなのに、深くか変わってないって、案外、人を見ないもんだ。
だけど、付き合う事になった。
付き合ってくれと頼まれて、自分も、憧れみたいなものがあったから、まだ、ちゃんと恋人としてではないが、付き合う事にした。
それが、友達の付き合いなのか、先輩後輩の付き合いなのか、それとも、恋人の付き合いになっているのか。
大人っぽい人だと思っていた。一つ上、一年はやく産まれただけなのに、自分は釣り合うのだろうかっと、不安がったのも最初だけ。
嬉しい事に忍足さんは子供っぽい人だった。
一緒に出かけたりしても、気を張ることなく、普通で入れるのが嬉しい。
不安だったときは、背伸びでは足りないと思って、どんな台やはしご、階段に上らないと行けないのかと思っていたけど、むしろ、彼の目線が低い。
バカみたいにはしゃいで。
ポテトを一つ摘んで、口元に寄せてやった。
ニコニコと嬉しそうに俺の手からポテトを食べて、
「まるでホントの恋人やな」と、大きい声で言ったので、回りの目を気にして俺が肩身が狭くなった。
子供だけど、ちょっとは考えてくれよ。
end.
子供と居ると、自分も子供っぽくなる。
そして、オープン過ぎる忍足さんw
全然、お題に沿ってないですね(苦笑)
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