風綾/掌の中
風間くんも、綾小路くんも互いが好きなのか嫌いなのかわからない。
意味も無くエロはいるので、苦手な人はスルーして下さい。
- 掌の中 -
家に呼んだ。おいでよっと、普通に声をかけた。
綾小路は僕の知っている限りの人間の中で割とユニークな方の人間だったので、この頃は彼と居るのが楽しい。
学校ではしっかりした優等生なのに、僕の前ではだらけた性格になる。女の子とは違う所で興味があって、手を出した事も有る。
エロい事に無知であれこれやった。非常に楽しかった。また一つ、彼は僕の興味を引いた。
本人は常識人ぽいと自身を認識しているようだけど、僕からしたら変わり者の分類だ。
色々と手を出されても、危機感も無く僕の家に訪れる所も普通から離れてると思う。男にいい様にされてさ。
変な奴だけど、気になって仕方が無いし、楽しいオモチャだからね。
家に呼んだからと言って、さしてやる事も無い。
彼の部活が終わるのを待ってからの帰宅なので、時間も遅いし、長居をする訳でもない。
お茶を出して、各自好きなように過ごして帰るのが多いパターンだ。
彼の事なんかほっぽって寝てしまう時もある。揺すぶられて起きると「帰る」とだけ言って出て行く。
逆に綾小路が寝ている時もある。そんな時は悪戯したりして。
あまりに悪戯し過ぎて足腰立たなくなって、強制的に泊まらせた事もある。
綾小路が僕に対してどんな気持ちかなんて関係なく遊んで、弄って、楽しんで。
勝手な関係に、後腐れも無いから楽だ。どうせ、女の子みたいに妊娠する訳でもないからね。
体調悪そうにされても、君が拒まないからでしょっと笑える。
今日もやる事が無い。ぼんやりしている綾小路がソファで一緒に座ってるだけ。
何も無い。何から始めよう。疲れたし、寝ても良いな。
同じように僕もぼんやりとする。手をだらんと落とした先に綾小路の手があったから掴んでみた。
力の抜けた手はやすやすと僕が持ち上げたままになる。指をじっくりと見て、
「君、手がキレイだね」っと珍しく褒めてやった。
少しだけ、清潔感と柔らかな匂いがする。
「手は大事にしてるんだ」
楽器やるし。言う彼の手は爪もキレイに整えられてるし、スベスベしてる。
「爪磨いたりしてるの?」
「まぁ、普通だろ?」
「男で詰め磨くのが普通なのかい?」
違うのか?っと顔に疑問を浮かべて何も言わなくなった彼の手を好きなように触れる。指を辿るように。手の甲にキスをしてみたり。
指先を引っ張り、パクッと口の中に入れてみたりもした。
抵抗も無く、でも、顔は嫌そうな顔をして僕を見た。
「お前の手はガサガサだな」
言って、綾小路の開いていた手が僕の手を撫でた。
二人して手を握りあうようなのに、気持ち悪いなっと一瞬思った。
「じゃぁ、手入れしてよ」
なんとなく言った。仕方が無いなっと彼の鞄から可愛らしいクリームが出てきた。
青い入れ物に、僕でさえ知っている化粧品メーカーのロゴ。
「女性用じゃない」
「クリームに女性も男性も無いだろう」
「化粧品って高いだろ」
「別に、物良くないし、小遣いで何とかなる、化粧メーカーだけど普通にクリームとして売ってるし」
蓋を開けて、少量を手に塗ってくれた。隅々までしっかりと。
「普段もこんなちゃんと塗ってる訳?」
「・・・そうだけど?」
「いやいや、君、僕の手、好きだろう?」
「なんで、そう思うんだ」
はい、もう片方っと伸ばされた手に素直に、片方を差し出す。
「だって、僕の指で色々されてるんだから」
そう言ってやると、耳まで赤くして目線がさがった。
「何を想像した訳?赤くなってるよ」
ニヤニヤと彼の顔を覗き込む。逃げるように顔が他所を向く。首一杯にひねって。
「別に、好きじゃない」
「へぇ、そう」
クリームを塗り終わったのと同時に、期待通りに押し倒してやった。
またも抵抗はされないが、戸惑った顔を浮かべる彼の指を舐めあげて、「ありがとう」と笑った。
長い指で彼の性器を抜き上げる。グズグズに濡れたソコははしたなく涎を零し続ける。
濡れた音を立てて、指を絡ませて、弱い先端をしつこく弄ってやる。
顔だけでなく体全体をほんのりと赤くさせて眉を寄せて、短い息を吐く。
「ほら、ツルツルにしてくれた僕の指気持ちい?ツルツルじゃなくても気持ちいい?」
問いかけても、言葉にならない声を出すばかりで何を考えてるかわからない。
足に引っかかってるズボンと下着を取っ払って、膝を立たせて閉じている穴を見た。
手近にほぐすための潤滑油がないので、「舐めてあげようか?」と提案しても「嫌だ」と言うばかりで解決策が出てこない。
無いんだから妥協してくれよっと、溜息が零れた。ちょうど下げた目線の先に先ほど手に塗られたクリームが目に入った。
「あぁ、これね。コレでやってあげるね。中もツルツルにしてあげるね」
笑いかけてクリームを手に取った僕から取り上げようと伸ばされた綾小路の手を避け、中のクリームをたっぷりと救い上げて、無遠慮に後ろに塗り付けた。
量が多過ぎて、べったりと尻をつたって、ソファと床を汚した。滑る指で中に指を突き挿入れた。
中は押し返そうと動くが、何度か出し入れを繰り返すと、良さを身体が思い出したのか、誘い込むように動く。
「やらしぃ〜」と言ってやると、「うるさい」とだけ返された。
出し入れのたびに、腸液とクリームが混ざって零れた。「糸引いてる、女の子みたいにグズグズ」と、からかった。
指を引き抜き、ベタつく指を彼の腹で拭いた。
「コレもツルツルになっちゃうね」と笑って、高く起ち上がった自身のソレを彼に挿入れた。
「やぁ、やぁ」と言いながらも伸ばされた手は僕の服をしっかり掴んで放さない。
「エロく動いてるよ」と囁いてやると「最低だ、こんな風に使うもんじゃないんだよ」っと泣いた。
それは、クリームが?それとも、綾小路が?
end.
どっちもです。
クリームをエロに使う事も間違ってるし、尻にハメるのも間違ってます。
好き同士で合意の上なら尻OKかな。
綾小路くんが無抵抗な理由はわかんないけど。どうなんだろうね。
意味も無くエロはいるので、苦手な人はスルーして下さい。
- 掌の中 -
家に呼んだ。おいでよっと、普通に声をかけた。
綾小路は僕の知っている限りの人間の中で割とユニークな方の人間だったので、この頃は彼と居るのが楽しい。
学校ではしっかりした優等生なのに、僕の前ではだらけた性格になる。女の子とは違う所で興味があって、手を出した事も有る。
エロい事に無知であれこれやった。非常に楽しかった。また一つ、彼は僕の興味を引いた。
本人は常識人ぽいと自身を認識しているようだけど、僕からしたら変わり者の分類だ。
色々と手を出されても、危機感も無く僕の家に訪れる所も普通から離れてると思う。男にいい様にされてさ。
変な奴だけど、気になって仕方が無いし、楽しいオモチャだからね。
家に呼んだからと言って、さしてやる事も無い。
彼の部活が終わるのを待ってからの帰宅なので、時間も遅いし、長居をする訳でもない。
お茶を出して、各自好きなように過ごして帰るのが多いパターンだ。
彼の事なんかほっぽって寝てしまう時もある。揺すぶられて起きると「帰る」とだけ言って出て行く。
逆に綾小路が寝ている時もある。そんな時は悪戯したりして。
あまりに悪戯し過ぎて足腰立たなくなって、強制的に泊まらせた事もある。
綾小路が僕に対してどんな気持ちかなんて関係なく遊んで、弄って、楽しんで。
勝手な関係に、後腐れも無いから楽だ。どうせ、女の子みたいに妊娠する訳でもないからね。
体調悪そうにされても、君が拒まないからでしょっと笑える。
今日もやる事が無い。ぼんやりしている綾小路がソファで一緒に座ってるだけ。
何も無い。何から始めよう。疲れたし、寝ても良いな。
同じように僕もぼんやりとする。手をだらんと落とした先に綾小路の手があったから掴んでみた。
力の抜けた手はやすやすと僕が持ち上げたままになる。指をじっくりと見て、
「君、手がキレイだね」っと珍しく褒めてやった。
少しだけ、清潔感と柔らかな匂いがする。
「手は大事にしてるんだ」
楽器やるし。言う彼の手は爪もキレイに整えられてるし、スベスベしてる。
「爪磨いたりしてるの?」
「まぁ、普通だろ?」
「男で詰め磨くのが普通なのかい?」
違うのか?っと顔に疑問を浮かべて何も言わなくなった彼の手を好きなように触れる。指を辿るように。手の甲にキスをしてみたり。
指先を引っ張り、パクッと口の中に入れてみたりもした。
抵抗も無く、でも、顔は嫌そうな顔をして僕を見た。
「お前の手はガサガサだな」
言って、綾小路の開いていた手が僕の手を撫でた。
二人して手を握りあうようなのに、気持ち悪いなっと一瞬思った。
「じゃぁ、手入れしてよ」
なんとなく言った。仕方が無いなっと彼の鞄から可愛らしいクリームが出てきた。
青い入れ物に、僕でさえ知っている化粧品メーカーのロゴ。
「女性用じゃない」
「クリームに女性も男性も無いだろう」
「化粧品って高いだろ」
「別に、物良くないし、小遣いで何とかなる、化粧メーカーだけど普通にクリームとして売ってるし」
蓋を開けて、少量を手に塗ってくれた。隅々までしっかりと。
「普段もこんなちゃんと塗ってる訳?」
「・・・そうだけど?」
「いやいや、君、僕の手、好きだろう?」
「なんで、そう思うんだ」
はい、もう片方っと伸ばされた手に素直に、片方を差し出す。
「だって、僕の指で色々されてるんだから」
そう言ってやると、耳まで赤くして目線がさがった。
「何を想像した訳?赤くなってるよ」
ニヤニヤと彼の顔を覗き込む。逃げるように顔が他所を向く。首一杯にひねって。
「別に、好きじゃない」
「へぇ、そう」
クリームを塗り終わったのと同時に、期待通りに押し倒してやった。
またも抵抗はされないが、戸惑った顔を浮かべる彼の指を舐めあげて、「ありがとう」と笑った。
長い指で彼の性器を抜き上げる。グズグズに濡れたソコははしたなく涎を零し続ける。
濡れた音を立てて、指を絡ませて、弱い先端をしつこく弄ってやる。
顔だけでなく体全体をほんのりと赤くさせて眉を寄せて、短い息を吐く。
「ほら、ツルツルにしてくれた僕の指気持ちい?ツルツルじゃなくても気持ちいい?」
問いかけても、言葉にならない声を出すばかりで何を考えてるかわからない。
足に引っかかってるズボンと下着を取っ払って、膝を立たせて閉じている穴を見た。
手近にほぐすための潤滑油がないので、「舐めてあげようか?」と提案しても「嫌だ」と言うばかりで解決策が出てこない。
無いんだから妥協してくれよっと、溜息が零れた。ちょうど下げた目線の先に先ほど手に塗られたクリームが目に入った。
「あぁ、これね。コレでやってあげるね。中もツルツルにしてあげるね」
笑いかけてクリームを手に取った僕から取り上げようと伸ばされた綾小路の手を避け、中のクリームをたっぷりと救い上げて、無遠慮に後ろに塗り付けた。
量が多過ぎて、べったりと尻をつたって、ソファと床を汚した。滑る指で中に指を突き挿入れた。
中は押し返そうと動くが、何度か出し入れを繰り返すと、良さを身体が思い出したのか、誘い込むように動く。
「やらしぃ〜」と言ってやると、「うるさい」とだけ返された。
出し入れのたびに、腸液とクリームが混ざって零れた。「糸引いてる、女の子みたいにグズグズ」と、からかった。
指を引き抜き、ベタつく指を彼の腹で拭いた。
「コレもツルツルになっちゃうね」と笑って、高く起ち上がった自身のソレを彼に挿入れた。
「やぁ、やぁ」と言いながらも伸ばされた手は僕の服をしっかり掴んで放さない。
「エロく動いてるよ」と囁いてやると「最低だ、こんな風に使うもんじゃないんだよ」っと泣いた。
それは、クリームが?それとも、綾小路が?
end.
どっちもです。
クリームをエロに使う事も間違ってるし、尻にハメるのも間違ってます。
好き同士で合意の上なら尻OKかな。
綾小路くんが無抵抗な理由はわかんないけど。どうなんだろうね。
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