風綾/一瞬
一つになりたいと願う二人。そんな描写は少しも入ってませんが・・・(遠い目)。
エロ有りなので苦手な方はスルーして下さい。
ただやってるだけです、いや、ホント。
- 一瞬 -
俺は弱くてズルい人間だから、目の前に差し出された手にすがりついた。
その手がどんなに汚れていても縋りたかった。
誰でもいいから今の状況を少しでも忘れれるなら、何だって良かった。
ただ一番使えそうでフザケタように見えて賢い風間を選んだだけ。
あいつも気まぐれに俺を選んだだけだろう。
すぐに飽きて離れて行くだろうと思った。
自分自身も一時的な逃げ場だと思ってた。
嫌な気分を紛らわすために誘って、「僕は女の子としかしないよ」なんて言う風間を言いくるめた。
女よりも気持ちよくなると言い切って、好奇心を隠さずに向けられた視線。
本当の所を言うと、男同士だから良い所なんて同じように出来てると思ったから。
男性経験なんて全くない、だから良いも悪いも俺にはわからない。
小さい時に未遂だけど襲われかけたから嬉しくないけど、自分にはそっち系の才能があると思ったから。
女みたいに足開いて、気持ちいい所擦り合って我を忘れたかった。
めちゃくちゃになって、一瞬でも自分をなくしたかった。
風間との相性は良かった。
やっぱり才能なのかはわからないけど、揺すられて気持ち良くなった。
濡れないし、汚いから準備とか面倒だったけど、一瞬を消すためなら容易かった。
全てさらけ出して、全て忘れて。恥を捨てれば対等のものが返ってくる。
風間は難ある性格をしてるけど、整った顔立ちと、何より清潔だ。
「女の子みたいに柔らかくない」や「抱き心地が悪い」だの散々言われたけど、
あいつも俺との相性をよく思ってるみたい。
フェラしてって頼まれたのと入り口を舐めた口でキスしようとしたときは流石に驚いたけど、キレイに準備したから良いかと思った。
男の気持ちいいツボなんて大体同じだ。
女と違って頭でなく、身体で感じる生き物だから。
でも、女みたいに挿入れられるからなのか最近は女の頭で感じるってのも少しわかるような気がする。
風間に頼まれて舐めあげた性器。涎と先走りで濡れて、それ越しに見上げた顔を見てちょっと感じた。
気持ち良さそうだなって思ったら、なんか変に満たされた。
グロテスクに赤く反り立つ物を身体に受け入れて、熱い中をかき回される。
全部全部、貫いて。
息荒く目の前の男に抱きついて腰を揺らした。
「あぁっ」と短い声が零れて一瞬を忘れる。
痛いぐらいに抱きしめられて。自分の浅ましさを思い出して嫌になる。
絶頂からの刺激で涙がこぼれた。
濡れた視界で風間が大きく息をついた。
そんな小さな動きでさえ拾うようになった身体。
息をするばかりで言葉が出ない。いや、何も話したくない。
目線だけが行き交って頬に触れた風間の手が熱い。
汗を拭われて腕に手を回した。
今日何度目かわからない、一瞬を忘れる行為に目をつぶった。
精液とゴムの匂いが鼻につくけど、頭がぼんやりとして気にならなくなってきた。
ただ、何度も擦れた下の入り口がジットリと痛く腫れている感覚だけは現実的。
珍しく名前を読んでやると柔らかなキスをされ、むず痒さに顔を歪めた。
end.
互いに離れられなくなっちゃう、性春が似合うね、風綾!
エロ有りなので苦手な方はスルーして下さい。
ただやってるだけです、いや、ホント。
- 一瞬 -
俺は弱くてズルい人間だから、目の前に差し出された手にすがりついた。
その手がどんなに汚れていても縋りたかった。
誰でもいいから今の状況を少しでも忘れれるなら、何だって良かった。
ただ一番使えそうでフザケタように見えて賢い風間を選んだだけ。
あいつも気まぐれに俺を選んだだけだろう。
すぐに飽きて離れて行くだろうと思った。
自分自身も一時的な逃げ場だと思ってた。
嫌な気分を紛らわすために誘って、「僕は女の子としかしないよ」なんて言う風間を言いくるめた。
女よりも気持ちよくなると言い切って、好奇心を隠さずに向けられた視線。
本当の所を言うと、男同士だから良い所なんて同じように出来てると思ったから。
男性経験なんて全くない、だから良いも悪いも俺にはわからない。
小さい時に未遂だけど襲われかけたから嬉しくないけど、自分にはそっち系の才能があると思ったから。
女みたいに足開いて、気持ちいい所擦り合って我を忘れたかった。
めちゃくちゃになって、一瞬でも自分をなくしたかった。
風間との相性は良かった。
やっぱり才能なのかはわからないけど、揺すられて気持ち良くなった。
濡れないし、汚いから準備とか面倒だったけど、一瞬を消すためなら容易かった。
全てさらけ出して、全て忘れて。恥を捨てれば対等のものが返ってくる。
風間は難ある性格をしてるけど、整った顔立ちと、何より清潔だ。
「女の子みたいに柔らかくない」や「抱き心地が悪い」だの散々言われたけど、
あいつも俺との相性をよく思ってるみたい。
フェラしてって頼まれたのと入り口を舐めた口でキスしようとしたときは流石に驚いたけど、キレイに準備したから良いかと思った。
男の気持ちいいツボなんて大体同じだ。
女と違って頭でなく、身体で感じる生き物だから。
でも、女みたいに挿入れられるからなのか最近は女の頭で感じるってのも少しわかるような気がする。
風間に頼まれて舐めあげた性器。涎と先走りで濡れて、それ越しに見上げた顔を見てちょっと感じた。
気持ち良さそうだなって思ったら、なんか変に満たされた。
グロテスクに赤く反り立つ物を身体に受け入れて、熱い中をかき回される。
全部全部、貫いて。
息荒く目の前の男に抱きついて腰を揺らした。
「あぁっ」と短い声が零れて一瞬を忘れる。
痛いぐらいに抱きしめられて。自分の浅ましさを思い出して嫌になる。
絶頂からの刺激で涙がこぼれた。
濡れた視界で風間が大きく息をついた。
そんな小さな動きでさえ拾うようになった身体。
息をするばかりで言葉が出ない。いや、何も話したくない。
目線だけが行き交って頬に触れた風間の手が熱い。
汗を拭われて腕に手を回した。
今日何度目かわからない、一瞬を忘れる行為に目をつぶった。
精液とゴムの匂いが鼻につくけど、頭がぼんやりとして気にならなくなってきた。
ただ、何度も擦れた下の入り口がジットリと痛く腫れている感覚だけは現実的。
珍しく名前を読んでやると柔らかなキスをされ、むず痒さに顔を歪めた。
end.
互いに離れられなくなっちゃう、性春が似合うね、風綾!
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