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風綾/免許停止

前の「スピード違反」「玉突き事故」「罰金の手続き」と同設定になります。
短くって、ただのエロになるので、苦手な方はスルーしてください。


- 免許停止 -


今日はいつもと違い綾小路の家にきてる。
両親は本日不在と聞きつけたからには押掛けるしか無いじゃないの。
都合のいい事に金曜日。僕には関係ないけど、十三日の。
いや、関係なくないかな。十三日の金曜日、何かが起こっちゃうかもね。
僕にお茶を出すためにキッチンに立つ綾小路をリビングからのぞく。
さっきは「お前はココに座ってジッとしてろ!」なんて、ペットに言うような口をきくから少し腹が立った。
でも、僕のためにイソイソと準備をする君に免じて許してやろう。
お茶のカップを持った彼と目が合ったので笑いかけた。
笑い返してくるような愛想を持たない彼が微妙な顔を浮かべる。
僕みたいに君も愛想振りまけば良いのに。
人に好かれるのって良い事だよ・・・や、やっぱり君はそのままで良いや。変な虫がついても困るからね。

「どうぞ」っと差し出されたお茶に小袋のお菓子も出された。
「やぁ、悪いねぇ」
「ん」と返事をして僕の横に腰を下ろした。
お茶を頂いて、これ以上にする事が無い。自分の家とは勝手が違うからよくわからないな。
僕と違って隣の綾小路はリラックスした感じで熱いお茶おさまして飲んでる。
ちょっと早いけど、自分のペースに持って行くしかない。
うん、それがいい。だいたい、誰もいない家に僕を入れた時点で彼の運命は決まったも同然。むしろ、それが彼からのOKサイン。
自分の出した答えに強く頷いてカップを目の前の机に置いて、彼の手の中のカップも取り上げる。
「なんだ、おかわりか?」
「いや、お茶じゃなくて綾小路が頂きたいなって」
嫌そうな顔にニッと笑いかけて反論される前に唇で口を塞いだ。スルリと腰を撫でてやると緊張で彼の身体に力が入る。
何度繰り返しても、ウブな反応で僕は面白くってしょうがない。
口の中を舐め回し解放してやると既に熱に濡れた瞳が僕を見る。
綾小路のその顔大好き。
無意識に誘ってくるんだもん。再度、キスしようと顔を寄せたら拒まれた。
「ここは家族のスペースだから・・・」
・・・・暗にココじゃなければ良いってことでしょ、それ。
もう、綾小路ってば僕の事が本当に好きなんだから。

通された彼の部屋は僕の部屋に比べたら凄く狭いけど、一般家庭としては妥当な広さだと思う。
でも、無駄な物もなく清潔そうでサッパリとした感じは綾小路らしい。
「へぇ、君の部屋ってこんな感じなんだね」
「どんなのを想像してたんだよ」
「いや、想像通りキレイだ。君らしいよ」
部屋を見回して壁に寄せられたベッドに腰を下ろした。
一瞬迷った風だったが、僕の隣に座り。さっきまでの行為のせいで張りつめた空気を出す。
もう、淡白なように見せかけて好きなんだから。まぁ、自分では気づいてないみたいだけど。
綾小路の気持ちをわかっていながら無視して部屋を物色する。
きょろきょろと目を動かして僕は素晴らしい事を思いついてしまった。
「ねぇ、綾小路」
「・・・な、んだよ」
「オナニーどういう風にやってるのか見せて!」
僕のお願いに「え」っと声を上げて顔を真っ赤にさせて、視線が泳ぐ。
「ね、いいでしょ。普段の君を見せておくれ。僕の事は空気だと思っていいから、ほらほら」
内心は自分の思いつきにニヤニヤしているけど、顔はニコニコと笑いかける。
「え・・・や・・・・」
「いいじゃないの。ほぉらぁ〜、お願いだから。僕たちの仲じゃないか、ね?」
手を合わせて頭を下げると、押しに弱い彼は顔を強張らせたが、太ももをするりと撫でて「ほら、見せて」と股間も軽く撫でてやると困った顔を浮かべて頷いた。

「ふーん、いつもそうやってるんだ?」
ベッドに胡座をかいてオナニーしてる綾小路に声をかける。
僕は床に座って、その行為を見ている。
顔を真っ赤にした綾小路は見られて興奮してるのか声を零さないように片手で口を塞いでる。
荒い呼吸で僕の問いかけには返事をせずに濡れた瞳で睨みつけられた。
全然こわくない視線に笑いかける。
やっぱ可愛いなぁ、このちょっと皮が被ってるのが可愛い。
綾小路の顔と起ち上がったモノを交互に見る。
恥ずかしいからなのか、あまりやらないと言っていたから慣れていないのかもしれない。ぎこちない手つきが余計に可愛い。
オカズは要らないらしい、前に潤滑剤見た事無いって言ってたからもしかして、エロ本も開いた事無いのかも。でも、こんだけ感じやすけりゃ、すぐにイけるでしょ。
綾小路の手の隙間から漏れた声が零れる。
「あ・・・」
感じ入ってたまらないって顔、もっと声が聞きたいなっと思ったから口を押さえてる手を引っ張ってみた。
「おい、お前、・・空気、なんだろ」
やめろとまた濡れた瞳が僕を睨んでくる。嫌がる綾小路って可愛いね。
「空気空気。だから、今から君に触るのも空気だから」
笑って彼のモノに手を添える。上下に抜き上げる彼の手が刺激しない部分を。
皮で隠れがちの場所を指先で突いてやるとヒクヒクと腹が震える。
すぐ反応が見えるから、ますます弄りたくなるんだって。
僕の手を払おうと口元の手が伸びてきたから開いてる手で彼の手をつかみあげた。
「ほら、ココ気持ちいいでしょ?」
皮を限界までズラして現れた敏感な場所を指の腹で撫で上げる。
強すぎる刺激に自身のモノを抜き上げていた彼の手も止まってしまう。
「・・・ぁ、や、・・・も・・」
綾小路の吐く息に僕も熱くなる。グリグリと重点的に弄り倒す。
「や、・・・・イく・・・手、はなし・・・て、」
舌ったらずな言葉の最後に「あっ」と少し裏返った声を上げて綾の小路は果てた。
手の中に感じるヌメリと彼のあげた声の艶やかさに僕はにっこりと笑った。

少しの間、開放感からかクッタリとしていた綾小路も現状を把握した途端に顔を赤くして怒り始めた。
ずっと顔真っ赤だよ、怒ると言うより恥ずかしいのを誤摩化すみたいだったけど。
「なんて事してくれるんだ、ばかざま!」
「なんだよ、気持ちよかったんだから良いだろ!?」
「・・・・ぅっ!」
気持ちいいは否定しないんだね。戸惑ってる綾小路が可笑しくて笑ったら布団を被って拗ね始めた。
おいおい、なんだよ。今から僕と二人で気持ちよくなるんじゃないの?一人だけ気持ちよくなりやがって。
「ごめん、可愛かったからつい虐め過ぎたんだって!」
「可愛くない!」
「ごめんごめん、可愛くありませんから」
布団の上から体重をかけると「当分俺に触るな!」っとお怒りの言葉。
そんなぁ、これから夜は長いのに・・・。
時計はまだ14日にはなっていない。



end.
綾小路くんのオナニー、夢がつまってるね!(殴)
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