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古キョン/休みの日

ゴールデンウィークする二人の話。
ほのぼのではなく、ダラダラしてるだけです。
温いエロもあります、苦手な人はスルーしてください。

- 休みの日 -


長い連休が来る、ゴールデンウィーク。
嬉しい事に休みが有ると目敏く予定を立てるハルヒは既に家の予定があるとかでSOS団の活動は無し。
別にやる事もない俺は誘われるまま古泉の家に来て、3日もダラダラと過ごしている。
暇つぶし用に持ってきた漫画やゲーム。
漫画も読み尽くし、ゲームは一緒に出来る物をやって、飽きたらまた漫画。
それも飽きたら本棚から勝手に小説を取って読んだり。
お互いに何処かへいく予定も立てずにゴロゴロと過ごしてる。
窓際に寝転がって日に当たって、昼寝したりする。


昨日なんて昼寝し過ぎて起き上がったら話し相手が寝てるからなのか、珍しく古泉も寝てて、起こしてやったら寝ぼけてんのか「お日様の匂いがします」とか言って俺に鼻を寄せてきた。
あほ。猫みたいな事するな。
ごろごろと甘えるように俺の腹に顔を寄せて顔をすりつけてくる。
そこへ、タイミングよく俺のお腹が鳴る。
パッと顔を上げた古泉が俺の照れて赤くなった顔を見てヘラリと笑う。
柔らかくて幸せそうな顔しやがって。
「腹減ったぞ」と言って夕食の準備に取りかかる。
面倒だからちゃっちゃと作れるもので簡単に腹を満たして、交替で風呂に入る。
ベッドに寝転んでみたが昼間寝過ぎて眠気が一向にやってこない。
まだ少し重たいお腹を抱えてダラダラと雑誌を捲っていたら俺の後に風呂に入った古泉が来て、ベッドに腰を下ろした。
「眠いですか?」て言うから首を振って見ると、なんか嬉しそうな顔が近づいてくるから雑誌でガードする。
何しやがるっと睨むと「ナニしましょうよ」っと甘えた声で言った。
何だその発想。
呆れたけど、眠たくないし、たまには良いかと気を許した。
こんな風にダラダラするのも久しぶりだし、古泉は元々甘えん坊だからな。
うん、別に俺はやりたいわけじゃないけどさ時々は。

夜がゆるりと進むのと同じようにゆっくりと身体が熱くなって行く。
言葉数も少なくなってお互いに興奮しきった顔。
肌の上に沢山のキスが落とされる。最近知ったけどコイツキス魔なのかも。
誰かと付き合うのなんて古泉が初めてだから比べる奴居ないんだけどな。
長い指が下半身のモノをとらえて撫でたので俺も同じように掴んで撫でてやる。
並んで寝転んでいるので顔を少し動かしたら涙なのか汗なのかわからないのが滑った。
暗さに慣れた瞳が古泉の腑抜けた顔をうつす。


結局、抜き合って終わった。
掌にお互いの精液がまとわりついて、眠気なんて来ないと思っていたのに瞼が重たい。
簡単にティッシュで拭き取って気づいたら寝てた。
今日も休日最終日ってことで夕方には帰る予定だ。
でも、今日も目が覚めて、なんか嬉しそうな古泉の顔を見ながらダラダラと過ごして、
漫画読んだり一緒にゲームしたりして過ごす。
昼ご飯を食べたらもう一度ここで昼寝をしよう。
目が覚めたら家に帰るとしよう。

同じ事の繰り返しのような休日も、あと少しで終わる。



end.
こう、中身のないダラッとした話好きです。
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